氷河期世代がAIと聞いて最初に想像するのは、デスピサロに効きゃあしねぇザラキを連発する、緑のアイツであろう。つまり、鳴物入りで「AI搭載!」とかほざいていた割に、イライラするバカタレ。それがAIだった。
そんな氷河期世代であり、しかも流行のアンテナが著しく低い俺が、世間で噂のクリフトじゃなくてAIを触ってみようかなと思ったのはだいぶ遅く、2023年の夏でした。Chat GPTがタダで使えましたので、試してみました。
自分の割と知っている分野(剣術)で小手調べしてみた

天神真揚流が居合?松永流?山岡流?西郷隆盛が北辰一刀流をやってた?俺が全く知らない情報が出てきたな!

ネチネチと突っ込む2023年の俺。都度修正するチャッピー。


おいおい、AI様よぅ!デスピサロにザラキを連発していた頃よりタチが悪くなってるじゃねーか。
あのクリフトさんも、知りもしないイオナズンを唱えたりはしなかった。延々と知ったかぶりでそれらしい嘘を垂れ流し、ツッコミが入ると訂正するチャッピー様。
いわゆる、ハルヒねーちゃん、という奴でありますな!
しばらくやり取りを続けたものの、こんな感じで大変底が浅い上、もっともらしい嘘を連発しやがるので使い物にならねーなと判断した。剣術居合にはそこそこ詳しいから一発で嘘だとわかるけど、全く知らない人が読んだら信じかねない口のうまさがタチが悪い。「詐欺師に向いているな」という印象。つまり印象最悪である。
なので、神奈川県綾瀬の工場で働いていた当時の俺は、余暇にはSkebを描いて小銭を稼いだり、マイクラで秘密基地を作るのに忙しかったこともあり、それ以降AIへの興味を失っていました。
で、3年後の今年、昨今のAIブームに押されて再度いじくってみたところ、俺は3年前から体重くらいしか進歩していないのに、AIさんは「男子3日あわざれば刮目して見よ」と言わんばかりに、びっくりするほど賢くなっていた。
ちなみにipadで撮ったスクショをブログにあげる際の切り抜き方もチャッピーさんに教わりました。

検索して調べるより、ピンポイントで、求めている回答に辿り着くまでが速い!これは便利だ。
あと、漫画などを描く際にネタだしの相談をするのにも良い。いちいち忖度して「面白い!」とか「好きです!」とか言ってくれるのも、「ははは、こやつめ、媚び売りおって」とかは思いつつも、悪い気はしないし、AIの提案してくるネタは大概全然面白くないけど、それをきっかけに別のアイデアが出たりする。
そんなわけで、これはチャッピーではなく、Geminiさんだけど、ちょっと書きたいなーと思っていた漫画の断片的なアイデアを相談して壁打ちしていたら、あっという間に読み切り一本描けそうな感じにまとまってしまい、びっくりした。普通に優秀な編集じゃないか。これ、人間の編集さんに劣るのは、ご飯を奢ってくれないことくらいでは?
世の中ではAIの台頭で「漫画家も小説家もいらなくなる」と言われていたりしますが、断言できる・・・一番最初にいらなくなるのは、間違いなく編集者さんです。
AIさんが人間の編集に劣る部分は、ギャグが面白くない、発想がありきたり、性欲がない(女性新人漫画家にとっては長所)、飯を奢ってくれない。
長所は、有名大学卒を超えるであろう膨大な知識量で、相手がクソ雑魚漫画家志望者だろうがいつまでも付き合ってくれるほど面倒見がよく、ADHDが突然何の脈絡もない、ちょっと思いついたアイデアをぶん投げてきても、嫌な顔ひとつせず付き合って、良い感じでまとめてくれるところ。
うろ覚えのネタの裏どりにも便利で、例えば仙人キャラを出そうとした場合、
「功過格」「養屍穴」「屍守鬼」「借鬼兵」
こんな単語知ってる編集者、100人に1人もいねえと思うんですが、チャッピーは全部俺より詳しく知っていて、これまたびっくり。多分中国や台湾のソースも使っているからでしょう。もちろん先ほどの剣術の時のようなハルヒは怖いわけですが、最近のチャッピーはちゃんと「知らねえことは知らねえ」と言えるようになったのも、でかい。
茶を啜りながら若い頃を懐かしむチャッピーさん


自己分析できるあたりに恐ろしさを感じる。たった3年で、あのクリフト以下の知ったかマシンが、これですよ、旦那・・・
さすがにこれ以上は急速に賢くならないんじゃね?と思いたくもなりますが、今、世界中の大企業が、ジャブジャブ金とメモリと電力をぶっ込んでるんですよね。さらに3年後にどこまで賢くなってるのか、全く予測できない感じ。
氷河期アラフィフなら、インターネット黎明期の空気感を思い出す人も多いんじゃないでしょうか?
3年前のAIはパソコン通信。今のAIブームはインターネット。これからの当たり前の始発点にいる感じ。
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