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君子豹変=手のひらクルクルは恥ずかしくない

自分へのご褒美と衝動買いしたものの、これといった使い道がないため、売ろうかと思っていたM4 ipadpro 1TB。最近になって使い道が湧きました。それは・・・

ipad版Zbrushです

先日、サブスク金の亡者、マ糞ンに買収されて、業界標準をいいことに金だけ取り立てて碌に進化しないFire達成浣腸ソフトになった!・・・みたいに悪し様に罵っていたあのソフトです。

ipad版の前評判は著しく悪く、その印象で、「どうせ酸っぱいに違いない」みたいな感じで使いもせず批判していたのですが、3D制作にNomadSculptを絡ませることを検討してネットの海で調べているうちに、現在はipad版Zbrushの評判がかなりいいことを知りました。

どうせ高い金だけとって、超劣化版なんでしょ?と思っていたのに、ほぼPC版と遜色ない機能を備えており、普通に仕事に使っているプロも多いみたい。そして、サブスク料金はipad版のみだと、年間13000円。フォトショップより安いだと・・・?月にならすと月1000円ちょい。毎日使えば1日40円。

そう、毎日、・・・ipadなら毎日使うのも決して無理ではないのがミソなのです。仕事の空き時間に、procreateに落書きする手軽さでスカルプトできてしまいます。残念なのは買い切り版のZbrush2022とデータの互換性がないことですが・・・objファイルなら吐き出せるようなので、これでBlenderや2022版に持っていくことができます。なにせ、独特すぎて習得が難しいZbrushのスカルプトの練習を毎日気軽にできるのは強い。

Zbrushを快適に使うにはメモリが重要であり、そこでメモリ増強版の1TB版ipadproが生きる、というわけですな。

そんなわけで、とりあえず1か月1500円の月払いでサブスク加入して触ってみたのですが・・・

PC版より圧倒的に使いやすい・・・っつかPC版はユーザーインターフェースが独特すぎて、初見ではスカルプトするところまでたどり着ける人の方が珍しいという、まさに一見さんお断りぶぶ漬け食って帰りやがれ的な京都老舗割烹店風ソフトなんですけど、ipad版は「マウスのボタンが二個以上あると混乱しませんか?」という古のアップル脳に対応。アッポーペンシルさえあれば、まさに直感的にスカルプトできちゃうぜ。

アプリを開いた画面。新しくスカルプトしたければ「新規スカルプト」を選んだ後、素体を選べばいい。PC版Zbrushは初見ではエスパーでないと使いこなせないUIだったが、ipad版はアホでも使えるUIだ。

PC版を使ったことのある人が困惑する、シンプルなUI。くっそ多機能かつ複雑怪奇なZbrushのUIがこのUIに収まるのか?と思うけど、あまり使わない機能は巧みに階層化されている。入り口は広いけど潜り始めると底が見えないダンジョンのようだけど、基本機能を使うだけならとてもシンプルだ。ZbrushはこのUIにたどり着くまで10年以上かかったんだな・・・PC版は基本機能使うだけでもかなり大変というか、UIのカスタムが必須級といってもいいほどで、スカルプトに入る前に1,2時間かけてカスタムする必要があったし、その前にカスタムする方法を覚える必要があった。

Zbrushはクリーチャーを作るのが得意というか、慣れないと美少女を作ろうとしてもクリーチャーになる。初心者はドラゴンを作りがち。適当に彫ってもかっこよくなる確率が高いのだ。

不気味なクリーチャーは簡単に作れるし、意図しない形になっても「まあ、OK」となりがちなので、ちょっとの形の狂いが致命傷になる美少女は難しくとも、かわいさとかかっこよさが求められるキャラで練習した方が良さげ、というわけで、二足歩行わんこを作っている。

1時間くらい膝の上のipadでコネコネすればこれくらい作れる。まさに電子粘土だ。こうなってくると、不要だと思っていた11インチが丁度良い。13インチではでかすぎて、8インチは小さすぎる。ジャストサイズだ。

というわけで、ipadproは売却せず、Zbrush専用機として頑張ってもらうことにしました。マクソンへの悪口も撤回させていただきます。場所を選ばずスカルプトできるなんて夢のようだぜ・・・

ZbrushはCGソフトの癖にグラフィックボードへの依存が少なく、ひたすらCPUパゥワーとメモリだけがモノをいうソフトだったので、まさに、普通は処理能力に使い道がないM4チップを積んだipadproとの相性が抜群といえましょう。

ipadproも昨今のAI需要による半導体不足のために価格が高騰してきたので、1TB版を中古でお安く衝動買いできたのは僥倖だったかもしれない。

これほど結果オーライという言葉が当てはまる状況も珍しいですが。

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